中国で輸入銅のプレミアム(割増金、CIF上海)が急伸している。現地24日の中心値はトン98ドルと2月末から8割近く上昇。2023年12月以来となる100ドルの大台に迫った。国内の銅在庫は増加傾向で、タイト感はうかがえない。商社筋は、「関税を見据えて米 ...
日本製鉄は25日、高炉スラグ微粉末を一部使用した環境配慮型BFコンクリート「CELBIC(セルビック)」が、東京都千代田区に建設中のビル「BIZCORE飯田橋計画」の骨組み部分のスラブコンクリート工事に使用され、コンクリート材料に由来するCO2排出量 ...
JFEスチールと大和工業は25日、H形鋼事業で4月から協業を開始すると発表した。JFEは子会社で電炉大手のJFE条鋼でも形鋼を製造しており、大和工業は電炉子会社のヤマトスチールが国内H形鋼事業を担う。協業によるシナジーの最大化で国内市場における形鋼事 ...
FA(ファクトリーオートメーション)向けアルミ押出製品大手のSUS(本社=静岡市駿河区、石田琢志社長)は、将来的に売上高を現状比約1・7倍の500億円に引き上げる方針を掲げる。国内では、データセンターや航空・宇宙分野といった成長分野へのFA機器の拡販 ...
韓国の現代製鉄は25日、米ルイジアナ州に58億ドル(8745億円)を投じて自動車鋼板生産に特化した電炉一貫製鉄所を新設すると発表した。現代製鉄初の海外生産拠点。現代自動車グループと共同で、粗鋼年産270万トンで熱延、冷延鋼板などを生産する拠点を202 ...
全国鉄鋼販売業連合会(会長=井上憲二・明治鋼業会長)、全国コイルセンター工業組合(理事長=小河通治・小河商店社長)の鉄鋼流通2団体は25日、経済産業省ヒアリングで2025年度第1四半期(25年4―6月期)の需要見通しを報告した。
鋼材販売・加工、資源循環事業などを行うキヨシゲ(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り、小林光德社長)はこのほど、本社第一工場のシャーリング機を1基更新した。追加の機能拡張装置を多数搭載し、従来機に比べ、加工品質や生産性を高めた。操作性も向上し、作業者の負荷軽減 ...
関東地区普通鋼電炉メーカー14事業所による3月の粗鋼生産量は前年同月比10・9%減、前月比10・6%増の32万3200トン前後になる見通しだ。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバーをPDFで販売 ...
構造的コストである労務費や物流費、エネルギー購入価格が2025年度でさらに上昇する見通しであり、特殊鋼棒鋼・線材は素材から加工、最終製品に至るサプライチェーン(SC)全体で採算が悪化する可能性が高まっている。特殊鋼需要が低迷する市場環境下で受注量が減 ...
銅建値 JX金属は25日、3月積み銅建値をトン3万円高の154万円に改定したと発表した。指標となる海外銅相場続伸と為替の円安ドル高進行を反映し、昨年7月以来8カ月ぶりの高値水準を回復した。月内推定平均は149万6300円になった。 鉛建値 ...
JFEスチール、三菱ガス化学、三菱ケミカルは24日、水島コンビナートで炭素循環社会実現に向けたサプライチェーンを実証すると発表した。製鉄プロセスで発生する副生ガスからメタノールを製造、メタノールからプラスチック原料のプロピレンを製造する実証実験を20 ...
関東地区細物異形棒鋼電炉メーカー、向山工場(本社=埼玉県川口市、向山寧社長)は、高強度せん断補強筋用高強度異形棒鋼「MK685」で国土交通大臣認定を取得した。「MK685」を用いた同社ブランドの高強度せん断補強筋「エムケーフープ685」の市場投入を目 ...