JFEスチール、三菱ガス化学、三菱ケミカルは24日、水島コンビナートで炭素循環社会実現に向けたサプライチェーンを実証すると発表した。製鉄プロセスで発生する副生ガスからメタノールを製造、メタノールからプラスチック原料のプロピレンを製造する実証実験を20 ...
大阪製鉄は24日、一般形鋼の4月契約価格(等辺山形鋼・不等辺山形鋼・溝形鋼)を前月分から据え置くと発表した。鋼材需要は鈍いままだが、製造などにかかるコストの上昇を背景に「今後の需給環境の見極めを図るとともに、製品価格の見直しを検討していく」(同社)と ...
山陽特殊製鋼は21日、次期社長に日本製鉄の福田和久代表取締役副社長(64)が内定したと発表した。宮本勝弘社長(68)は取締役相談役に就く。6月下旬開催予定の株主総会後の取締役会を経て正式に決定する。福田氏は4月に山陽特殊製鋼顧問に就任する予定。
大和工業インドネシア連結子会社のガルーダ・ヤマト・スチール(GYS)は、耐震性能に優れた高規格H形鋼の製造販売を2月末から開始した。インドネシアは地震の多い地域ながら経済発展に伴い、ビルなど建築物の大型化が進む。日本の製造技術を活用して「より耐震性と ...
関東地区細物異形棒鋼電炉メーカー、向山工場(本社=埼玉県川口市、向山寧社長)は、高強度せん断補強筋用高強度異形棒鋼「MK685」で国土交通大臣認定を取得した。「MK685」を用いた同社ブランドの高強度せん断補強筋「エムケーフープ685」の市場投入を目 ...
中国の鋼板類の輸出量は1―2月合計が1000万トンを超え、過去最高を記録した前年並みで推移している。2月に530万トンと前年同月比3・5%増え、2カ月ぶりに増加。粗鋼生産の水準が高く、とりわけ生産が増えている鋼板類は国内で消化しきれず、価格を下げて海 ...
品川リフラクトリーズは19日、子会社を通じてブラジルの耐火物施工主体のエンジニアリング会社、リフラマックス・エンジェニャリアの株式60%を創業家個人株主から6億レアル(157億円)で取得すると発表した。鉄鋼のほか非鉄金属、化学、石油化学、製紙など多様 ...
関西大手の鉄スクラップ業者の巖本金属(本社=京都市南区、巖本博社長)は長浜工場(滋賀県長浜市)を大幅改修する。炉前スクラップの保管倉庫を新設し、工場外周には防犯対策や周辺環境への配慮のため高さ6メートルの外壁を設ける。新倉庫の完成予定は今夏とし、投資 ...
日本電線工業会が21日発表した会員メーカー約120社による銅電線国内出荷予測によると、2025年度は24年度見込み比0・4%減の59万3000トン(銅量)と4年続けて減少、2年連続で60万トンの大台を割りそうだ。ここ数年61万7923トンを記録した1 ...
JX金属はレアメタル分野の資源開発に注力する。コア事業と位置づける半導体材料や情報通信材料への原料供給を通じて強固なサプライチェーンを構築するのが狙い。これらの事業に欠かせない銅の資源はすでに確保しているため、資源が中国などの特定の国や地域に偏在して ...
アルコニックスグループで非破壊検査を手掛けるマークテック(本社=東京都大田区、西本圭吾社長)は21日、粉体分析技術を活用したリチウムイオン電池(LiB)リサイクルの包括的業務提携を3社と締結したと発表した。粉体物性測定の受託を行う子会社のハイテクノラ ...
共英製鋼は21日、4月度の異形棒鋼販売価格を全事業所でトン当たり5000円引き上げると発表した。1月分からトン3000円の値上げを打ち出したが、需要の低迷で市場への浸透が進んでおらず、コストの上昇などを踏まえて値上げ幅をトン2000円上積みし販価を是 ...